育休明けにどのような働き方を選ぶかは、悩みどころですよね。
時短勤務にするか、フルタイム勤務にするか?
悩みますね。
それぞれにメリットとデメリットがあります。
この記事では、育休明けの働き方の選択肢と、それぞれの特徴について詳しく解説します。
また、仕事復帰の準備や実際に働き始めた後の不安に対する対策。
そして今後のキャリア形成についてもアドバイスします。
ぜひ、最後まで読んで、あなたにとってベストな働き方を見つけてくださいね。
育休明けの働き方をどう選ぶ?選択肢とそのメリット・デメリット
育休明けの働き方について、選択肢とそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
育休後の働き方:時短勤務とフルタイム勤務の比較
育休後にどのような働き方を選ぶかは、家庭の状況や個々のライフスタイルによって異なります。
選択肢としては、主に「時短勤務」と「フルタイム勤務」が挙げられます。
時短勤務は、育児や家事に時間を割きたい方に適しています。
通常の勤務時間よりも短い時間で働く形態です。
一方、フルタイム勤務は、育休前と同じ条件で働くことができます。
収入も維持できるというメリットがあります。
時短勤務のメリットとデメリット
時短勤務の最大のメリットは、子どもと過ごす時間や家事に充てる時間を確保できることです。
特に育休明けの子どもは、歩き始めたり、言葉を話し始めたりと成長が著しい時期です。
この時期を見逃したくない方にとって、時短勤務は非常に有益です。
ただし、労働時間が短いです。
そのため、収入が減少するというデメリットもあります。
フルタイム勤務と比べて基本給が減少し、場合によっては賞与も減額されることがあります。
フルタイム勤務のメリットとデメリット
最大のメリットは育休前と同じ収入を得られることです。
また、キャリア形成にも役立ちます。
職場でのスキルアップやリスキリングの機会を活かすことができます。
しかし、長時間働くことで仕事と子育ての両立が難しくなる可能性があります。
子どもとの時間が減り、家事や育児の負担が増えることがデメリットです。
育休明けにおける仕事復帰の準備と心構え
育休明けに仕事復帰するためには、さまざまな準備が必要です。
ここでは、そのポイントについて解説します。
保育園選びと慣らし保育の重要性
育休が終わる前にまず取り組むべきことは、保育所選びです。
保育園の選択肢には公立や私立があります。
家からの距離や通勤経路、施設の雰囲気などを考慮して決める必要があります。
必ずしも希望する保育園に行けるわけではありません。
希望人数が多い場合は、様々な方法で入園できるかが決まります。
入所が決まったら、慣らし保育が始まります。
この期間は、子どもが保育所に慣れるだけでなく、親も子どもと離れて働く準備を進める重要な時間となります。
慣らし保育は徐々に時間を増やしていくため、この時期は時短勤務必須になります。
職場復帰前に確認すべきこと
仕事復帰前には、職場とのコミュニケーションが不可欠です。
いつから働くのか、フルタイムか時短勤務か、残業の有無など、具体的な勤務条件を確認しておきましょう。
また、子どもが病気になった時の対応についても、職場としっかり相談しておくと安心です。
これにより、復帰後の仕事がスムーズに進むだけでなく、職場との信頼関係も築くことができます。
仕事復帰後の不安と対策
実際に仕事復帰をしてみると、想定していたよりも多くの不安や問題が生じることがあります。
例えば、子どもの体調不良や慣らし保育の段階での不安などが挙げられます。
こうした時には、職場の先輩やママ友など、経験者からアドバイスをもらうことで、解決策が見えてくることが多いです。
「周りを頼る」ことが大切で、職場や家族と協力して問題を乗り越える姿勢が求められます。
周りに頼れないという方は、SNSなどで顔を知らない相手の方が相談しやすかったりもします。
または、行政など第三者となる人に頼るのも1つの方法です。
育休明けの働き方で得た経験と今後のキャリア形成
経験を通じて得たものや、これからのキャリア形成について考えます。
育休明けに感じたこと:実体験からのアドバイス
私は育休明け後「時短勤務」を選択しました。
大きな理由は3つ。
- 子供との時間を大切にしたい
- 保育園の送迎を妻だけに負担をかけたくない
- 夕食や入浴など帰宅後に行う家事を分担して、作業効率を良くしたい
これらを満たすことが出来るのが、時短勤務でした。
実際に育休から復帰してみると、当初想定していた通りにはいかないことが多くあります。
私自身、子どもの保育所が決まった後も、慣らし保育で苦労したり、仕事との両立に悩んだりしました。
しかし、こうした経験を通じて、自分自身の働き方を見直し、職場や家族との連携を深めることができました。
「自分で考え、選択すること」の大切さを実感しました。
子育てと仕事の両立に必要なサポート
子育てと仕事を両立させるためには、周囲からのサポートが欠かせません。
職場では、働き方に理解を示してくれる環境が重要ですし、家庭では家族の協力が不可欠です。
また、地域や行政のサポートを活用することで、安心して仕事に取り組むことができます。
例えば、病児保育の利用や、地域の子育て支援サービスを積極的に活用すると良いでしょう。
家事代行や時短家電などを利用することで効率が良くなります。
未来を見据えたキャリアプランの立て方
子育て中の働き方には制約があるかもしれませんが、将来的にはフルタイム勤務やキャリアアップも視野に入れることができます。
今の状況にとらわれず、少し先の未来を見据えて行動することが重要です。
例えば、今は時短勤務で働いていても、子どもが成長すればフルタイム勤務や正社員への転換も可能になります。
自分のキャリアを長期的に考え、計画的に進めていくことが大切です。
育休明けのベストな働き方 まとめ
育休明けの働き方は、時短勤務やフルタイム勤務など、それぞれに特徴があります。
育児や家事とのバランスを取りながら、自分に合った働き方を選ぶことが重要です。
また、仕事復帰に向けた準備や、実際に働き始めた後の不安に対しても、事前の対策が求められます。
子育てと仕事を両立させながら、未来を見据えたキャリアプランを立てることで、長期的な視点での成長が期待できます。
自分らしい働き方を見つけるために、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
復帰する際の挨拶どうしよう?
お菓子などは配った方がいいの?
と考えている方はこちらの記事でまとめているので参考にして下さい。
<著書の紹介>
私は次女が誕生した際に育休を取得しました。
育休を取得したことで、家族との時間を得られ、人生観が大きく変わりました。
子供が生まれたら必ず取得した方が良い制度です。
育休取得の際に調べた情報(とにかくわかりにくかった)をまとめ、かみ砕いて理解をしていきました。
必要な情報をわかりやすくまとめたのが『育休ファーストステップ: 育休を考えたらまず読む本 子育て悩み解決』
私が出版した書籍の中で一番の大ヒットが『パパのための育休ガイド: あなたの背中を押す!男性育休を取得する3つのポイント』
こちらは取得から育休中、さらには復帰に関する内容です。
経験談ベースのため、育休のリアルを知ることができます。
「まさか、育休初日に・・・」と、予想外の出来事が。
読んだ方からのレビューでは下記のようなコメントを頂きました。
- 「育休を取ってみようかな」と少しでも思っていらっしゃる方は必読
- 多くのパパに読んでほしい‥
- 体験談豊富な一冊
- 身近に事例が少ない「男性の育休」のイメージが湧く本
- 仕事と家庭のバランスを考える時に読む本
どちらの書籍も多くの方に読んでもらいたいため、ワンコインで購入可能です。
さらに、kindle会員であれば無料で読むことが可能です。
ぜひ読んでみて下さい。